10/04(日)9時55分~10時25分 読売テレビ
「所さんの目がテン!」
この中で、「大型旅客機からヴァイオリンまで…あらゆる場面で大活躍の接着剤」が気になったので調べてみました。
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飛行機は接着剤でくっつけてる?所さんの目がテン!で知った事実に驚愕!

飛行機用の接着剤は強力
大丈夫!
なんと航空機用の接着剤は-55℃から260℃の環境に耐えることができるんです。
1平方cmあたり約400kgもの力を加えてもはがれることがないほど強力だから安心ですね。
強度は大丈夫?
接着剤は重量・強度が求められるものにも耐えられる
飛行機や自動車など、重量があって強度が求められる構造には以下のものが用いられます。
- ネジやボルト
- リベット(金属板をつぎ合わせるのに使う鋲(びょう))
- 溶接
部品数が多くて重い
強い力に耐えられない
素材によっては加工できない
めったに修理しない部分や分解すると厄介な部分には、主にリベットと溶接の方法が使われます。
高い強度を必要とする部分にを使うと、数が必要となり重たくなってしまう。
重さはそれほど増えませんが、「アルミ」と「鉄」などといった溶ける温度が異なる素材には溶接できない組み合わせがある。
たたみ1畳分で乗用車4千台を吊るすことができる
プラモデルやタイルなど、素材に応じていろいろな種類があり、「木」と「金属」といった異なる素材同士にも利用可能な接着剤。
接着剤は「引張せん断強度」だけで単純に優劣をつけることはできず、適材適所で使い分けるのが正しい使い方です。
ただ、温度や湿度などが許容範囲を超えてしまったり、強い力が加わった場合に剥がれてしまう恐れが。
そこでアメリカ連邦規格MMM-A-132Aでは、航空機用の接着剤に厳しい規格が定められていて、これをクリアしないと「航空機用」として販売できないことになっています。
・タイプI・クラス1 … -55℃~82℃で、1平方cmあたり387kgの力に耐えられる
・タイプII … 149℃で、1平方cmあたり158kgの力に192時間耐えられる
・タイプIV … 260℃で、1平方cmあたり70kgの力に192時間耐えられる
引用:マイナビウーマン
などの6種類に細かく分類され、使用する場所やシーンに合わせて選べる仕組みとなっていて
「タイプI・クラス1」なら江戸間1畳(88x176cm)で5,993トンにも耐えられるので、標準的な乗用車4千台を吊るすことができるほど。
すでにジェット戦闘機にも利用されていて、今後は自動車の組み立て用に注目されています。
車・ビル・橋にも使われてる?
ジェット戦闘機にも採用されている接着剤ですが、家・ビル・橋・自動車など、身の回りのもの殆どに接着剤が使われているそうです。
飛行機の翼や胴の組み立てには接着剤が大量に使われていますが、これが全てボルトやリベットだったら重くて飛べないと言われています。
薄くしたり、軽くしたり、小さくしたり、接着剤があるから出来るものづくりがある
という面白さもまた醍醐味です٩( ‘ω’ )و pic.twitter.com/tmwWlsL1db— セメダイン (@cemedinecoltd) March 1, 2018
いかがでしたでしょうか?普段何気なく使っている接着剤も、身近にある意外なところで使われているかもしれませんね。
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