2020年10月17日(土) 12時00分~13時30分 日テレ
「メレンゲの気持ち」
いま時代は第三次おひとりさまブームの到来と言われ,その市場規模はなんと7.6兆円越えとも言われています。
今回は「第三次おひとりさまブーム」について調べてみました。
第三次おひとりさまブーム到来って本当?
おひとりさまとは
「おひとりさま」という言葉をのルーツを辿ってみると、ジャーナリスト故・岩下久美子さんが生み出したもので、著書「おひとりさま」の中で紹介されています。
青山学院大学法学部卒業。99年2月から、女性が一人で快適に外食をしたり、旅をすることを応援する「おひとりさま向上委員会」を主宰。
現代女性の価値観の変化や新しい男女関係のあり方を、独自の視点から取材・考察している。食文化にも造詣が深い。
おひとりさまブーム
第一次おひとりさまブーム
おひとりさまブームは第三次に突入しているとのことなので、第一次、第二次ブームも振り返ってみましょう。
第一次おひとり様ブーム(2000年代前半~半ば)
「雇用機会均等法」が改正された1990年台後半、男女区別がなく働ける社会は独身女性を増やすきっかけに。
バブル世代と呼ばれる1959年~1970年生まれの人たちが、高級ホテルやレストランで優雅に「おひとりさま」を楽しんでいたようです。
第二次おひとり様ブーム(2000年代半ば~2000年後半)
就職氷河期に突入した1993年は非正規雇用が増え、年収も伸び悩み、バブル期のような派手な消費はしない傾向に。
「団塊ジュニア」と呼ばれる1971年から1976年生まれの人たちが、高級志向からシンプルで自分らしさを追求するようなものを求めるようになりました。
第三次おひとり様ブーム(2010年~現代)
スマホが普及し、SNSを駆使するデジタル世代。
「ひとり○○なう」などとSNSに発信するけれど、どこかで誰かとつながっていないと不安になるといった一面も。
草食系世代とさとり世代である1981年以降生まれの人たちが、エコ教育の影響からか、地球に優しくて使い勝手のいいものを好むようになりました。
外食市場は7兆9千億円越え!
女性の一人外食

グラフからは、女性就業者の「一人外食」の回数が大きく伸びているのがわかります。
国内では年々単身世帯数が増加。
「お独りさま」が増えているほか、ライフスタイルの変化や趣味の多様化の影響で、一人で行動・消費することを好む「お一人さま」も増加しています。
焼き肉やカラオケはひとりで楽しむ時代へ
2018年度を参考に見てみましょう。
- おひとりさま外食市場(1人来店客の利用金額ベース)
前年度比3.6%増 7兆9,133億円 - おひとりさま中食市場(1人用購入客の利用金額ベース)
前年度比2.8%増 7兆4,000億円 - おひとりさまカラオケ市場
前年比21.6%増 450億円
「ひとり焼肉」「ひとりしゃぶしゃぶ」などが増えてきたことにより、女性でも「おひとりさま」を気軽に楽しめるようになりました。
また、「一人カラオケ」も一般的になってきたように思います。
いかがでしたでしょうか?
「第四次おひとりさまブーム」が来る日もそう遠くないかもしれません。
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